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メカニズムに関すること

 

ピアノ奏法の基礎より

~メカニズムに関すること~

 

繊細にひく方法のメカニズムに関する説明は 比較的簡単です。

第一に、腕は 前部と肩につながる上部とも力を抜き、軽くして

演奏者は 腕全体が空中に漂っている感じに保ちます。

ここで 特に大切なことがあります。

それは、頭の中でそのように考えることです。

重い腕では、繊細な奏法は得られません。

また、すこしでも腕に力を入れたり、筋肉を固く締め付ける感じにすると、

いっぺんに繊細さを壊してしまいます。゚(゚´Д`゚)゚。

 

しかし

腕の力を抜くといっても、もし完全に力を抜いてしまったら、

腕は 当然!両脇の横に しなやかにたれ下がってしまいますよね。。。

 

それでは どうすればよいのかというと、

はじめに述べたように、腕を空中に浮かせるように保ち、意識した緊張感や硬直感を取り除き、

楽に打鍵できるように用意するのです

 

ここで先に進む前に、自覚しておかなければならないことがあります。

演奏者は 弾く曲の気分や正確を頭の中で考え、腕と指をそのように条件付けることが 可能であるということです!!

演奏するときの精神状態は、演奏の質を大きく左右します。

それはちょうど人間のよろこび 悲しみ、苦しみ 後悔 苛酷さ 恐怖などが

すぐ人の声に響くように、

ピアノでは、演奏者の感情を指や腕に反応させて弾くことが可能であり、

そのように弾く本当のテクニックを習得したピアニストの演奏には

こまやかな感情の動きが自然に盛られているのです。

彼らは感情を放射することに いちいち気をくばらなくても

指や腕が自然にそうしてくれるのです。

 

素人は、音楽の構成はわからなくとも、書かれた音だけを拾って弾くピアニストでなく、

それ以上の何物かを自分の芸術として鋭く感じ、それを誠実に演奏の上に描こうとするピアニストの人間的感動と感情を 

敏感に感じ取ることができるのです。

 




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